会計士が語るキャリア・投資・健康管理

何歳になっても新しいことを学んで成長したい!

継続的な転職活動でより良いジョブへ

皆様におすすめしたいのが、実際に転職する気は(本当は)なくても転職活動を定期的、あるいは継続的にやってみることです。

 

忙しい毎日の中で転職活動なんてする時間はない!という気持ちは確かに分かりますが、自分のマーケットバリューを知ることは大切ですし、そんな時に限って意外と良いポジションがみつかったりします。それに、そんなに労力をかけなくても転職活動はを行うことが出来ます。

 

私が活用しているのは、

などです。

 

LinkedInには、自分の履歴書を(英語で)細かめに載せていますので、ダイレクトメールと言って、リクルーターや、各企業の採用担当から直接メッセージがくることがあります。関心がない場合は、返信等しないでも良いですが、良さそうなポジションでちょっとでも関心がある場合は、返信をして、企業側とカジュアル面談を申し込みます。

 

カジュアル面談は、フォーマルな面接の前段階に行うもので、お互いミスマッチがないかどうか、採用プロセスに正式にのっかる前に気軽に行う面談です。カジュアル面談を受け付けていない会社は基本お断りでOKです。

 

転職活動や採用活動は働く側にとっても、採用する側にとってもコストがかかることなので、フォーマルな面接に進めるくらいお互いのニーズがマッチしているかを、事前に確認できるか否かは重要なポイントです。

 

リクルーターからの連絡がきた場合は、リクルーターと直接一度話してみます。

 

話してみると、意外と良さそう!と思うケースもあり、私が今の会社に転職したのもそれがきっかけでした。

 

私の場合、働きたいと思うスタートアップを探していたので、そのタイミングでスタートアップを紹介してくれるリクルーターから連絡があったのは本当にラッキーでした。これにはちょっとしたポイントがあります。LinkedInでは、自分の経歴以外に、自分が所属している団体やクラブ、また、興味や関心があることをフォロー(follow)したりすることが出来ます。

 

私は、これまで監査法人、大手証券会社と、大手の企業ばかりで勤めてきましたが、スタートアップに関心があったので、LinkedInで気になるスタートアップ企業を多数フォローしていました。

 

現在はフィンテック企業で働いているのですが、金融の知識が必要なスタートアップ企業ですので、リクルーターはまさにここに目をつけたのだと思います(金融のバックグランドでかつスタートアップ企業に興味のある変わり者だなぁと思ったのでしょう)。

 

ですので、自分の経歴を記載する以外に、自己PRやフォロー欄などに、自分の関心のあることや、どういう方向性でキャリアを築いていきたいかなどを記載すると、採用したい企業やリクルーターから自分の関心のあるポジションについてお声が掛かる可能性が上がります。

 

私の場合はリクルーターから声を掛けてもらい、軽い気持ちで話してみたことが自分のやりたいことへ近づくための一歩となっています。

 

仕事において、自分のやりたいことが出来るか、というのは重要なポイントですが、それ以外にも待遇や働き方など、人によって優先順位は異なると思います。世の中には色んな仕事があり、今のポジションよりも、より自分の希望に近いかたちで働けるポジションがある可能性も多いにあります。

 

自分から積極的に探さないまでも、自分の条件に合ったポジションがみつかった場合は転職サイトから通知メールを受け取るようにすること、LinkedInなどでプロフィールを公開してスカウトを受けることなどで、受動的に情報を入手することが出来ます。

 

貰った情報の中から、「これはちょっと話してみても良いかも」と思うものだけ、カジュアル面談やメールのやり取りなどでより詳しい情報を入手すればOKです。

 

思わぬ発展があるかもしれません。

 

あるいは、発展はなくても、良い情報収集ツールになります。

 

例えば、リクルートのエージェント経由で先日興味があったスタートアップ企業に応募してみたのですが、なんと、年齢で落とされました(もちろん間接的な表現ではありましたが...)。40代の転職はハードルが上がる、と一般的に言われますが、それを実感した瞬間でした!それ以外にも理由はあると思いますが、これも応募してみなければ分からなかった事実です。

 

年齢で落とされたのは初めてだったので少々驚いたものの、これが現実なので、以降の転職活動ではその点も考慮しながら転職活動をすることが出来ます。

 

将来より良いジョブに就くための学びだったと思えば良い訳です!

 

スタートアップへの転職をお考えであれば下記はおすすめです。副業から少しずつスタートアップに関わってみて、良さそうであれば転職するのもあり。良くなければ勉強になったと思って前に進めば大丈夫です!

 

そして最近は使っている方も増えていると思うLinkedInの活用術を学びたい場合はこちらを是非読んでみてください!