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新NISAの成長枠で挑戦したい商品

新NISAで皆さんはどんな商品に投資したいでしょうか?

 

新NISAでは、非課税で投資できる枠が大幅に増えました。まず、使える総額が1,800万円に!従来は株なら600万円、投信積立てなら800万円だったのでかなりの拡充です。

 

ただし、非課税枠の使い方にはルールがあり、「投資先」と「年額の上限」の決まりがあります。投資先は、①成長投資枠と②つみたて投信枠の2つに分かれており(①はざっくり言うと株、②はざっくり言うと投信つみたてです)①だけですと、1,200万円が最大の投資額です。1,800万円の枠を使うには、投信のつみたてを併用します。

 

年額の上限は、株だけなら最大240万円、つみたて投信だけなら最大120万円で合計360万円が1年の最大枠となります。

 

しかもこれらは一旦商品を購入し、枠を使い切っても、売却すると、購入枠が復活します!

 

新NISAでは、もちろん①成長投資枠と②つみたて投信枠の両方において投信のつみたてをすることが出来ます。なので、全世界株式型インデックス投信で新NISAの枠すべてを埋めることも可能です。

 

これが極めて堅実かつ確実なやり方ではありますが、もう少しリスクをとれる、という場合には、アクティブ型ファンドを組み入れるのもアリかもしれません。

 

特に私の場合、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)を積み立てているので、日本株への投資をこの成長投資枠を使ってやるのは一つの手法だと考えています。

 

たとえば、「One国内株オープン」というファンドです。ファンドの運用方針は下記の通り。

 

主として、「One国内株オープンマザーファンド」への投資を通じて、国内の上場株式に実質的に投資する。マクロの投資環境の変化に応じて、その時々で最適と判断される投資スタイルで運用を行う。個別銘柄の選択は、利益成長、資本効率、キャッシュフローベースの企業価値等の視点から、成長力および割安性その他の要因を見極めて行う。TOPIXベンチマーク

One国内株オープン | 投資信託 | 楽天証券

 

つまり、厳選した日本上場株に投資をする、ということですね。

 

ただ、気をつけたいのは管理報酬です。1.76%(信託報酬含む)と、インデクス型のファンドと比べるとかなり高いです。

 

自分で調べる時間のない方は、このようなファンドを成長投資枠を使って投資をするのはありだと思います!

 

ただ、私のおすすめは、こういったファンドに組み入れられている銘柄(組入れ比率が上位のものしか見られませんが...)を、運用報告書などでみつけ、そういった銘柄の財務諸表などを調べて将来性を分析し、気に入った銘柄を個別に購入するという方法です。

 

SBI証券で株を購入すれば、購入手数料もかかりません。

 

言ってみれば、上記ファンドに組み入れられている個別株の購入をすることで、自分の証券口座の中で「One国内株オープン」を再現しているような感じです。

 

もちろん、実際に投資したい銘柄を調べたりするのに時間がかかるので、それなりに労力を要しますが...

 

また、あくまでも投資は長期目線で考えます。短期の価格変動に左右されないような、将来性のあるビジネスモデルを持った会社に投資することがポイントです。

 

 

下記の書籍も参考になります!