会計士が語るキャリア・投資・健康管理

何歳になっても新しいことを学んで成長したい!

iDecoは始めるべきか?

NISAと併せてiDecoは始めた方が良いと思っております!

 

という私もようやく重い腰を上げ、最近申し込みました。

 

私の勤めている会社は企業型確定拠出年金制度がないため、自分で老後資金を構築していく必要があります...もちろんNISAできちんと毎月積み立てていれば、それなりの老後資金は構築できるはずですが、iDecoの魅力は、節税対策もできることです。

 

例えば、所得税率10%、住民税率10%と仮定します。iDecoの掛金は全額が所得控除の対象になるので、毎月2万3千円積み立てた場合(私のケース)、一年間で、27万6千円(2.3万円×12か月)の10%である2万7,600円が所得税、住民税それぞれで節税となり、20年間積み立てるとすると、110万4千円の節税になります。

 

掛金は、投資信託などで運用しますが、運用益についても一切課税されません!

 

受取時は、一時金であれば退職所得控除、年金なら公的年金控除の対象となり、一定額までは非課税です。たとえば、利回り4%で2万3千円を20年間積み立てると、積立額は、8百万円を超えますが(8,435,816円)、一時金であれば完全に非課税です(退職所得控除が1,500万円で、他に退職所得がない場合)。年金の場合は、前述の通り、公的年金等控除の対象となります。

 

これはお得ですよね?

 

NISAと違い、60歳になるまで引き出せないのですが、今の世の中60歳で現役の方が沢山いらっしゃることを考えると、きっとあっという間に訪れるでしょう。

 

但し、注意が必要なのは、iDeco国民年金基金や金融機関の手数料が発生すること。

 

国年年金基金連合会に対して、加入時2,829円。また、掛金納付の都度、105円、毎月1回を20年間納付した場合、合計25,200円に。通常この金額を大幅に上回る運用益が出るので心配はいらないです。

 

金融機関の手数料は、私はSBI証券を選んだので無料です。

 

また、選んだ投資信託は、

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

emaxis slim 全世界株式(除く日本)

の2本です。

 

同じ全世界株式のインデックスを対象とする投資信託ですが、万一どちらかの運用会社が倒産した場合に備えて分散することにしました。

 

慎重過ぎる気もしますが、何が起きるか分からないですしね。

 

NISAもやる場合は、iDecoで積み立てる銘柄を変えるのもありだと思います。

ただ、全世界株式の指数と連動する投資信託であれば安心なので、両方同一の商品を選ぶのでも問題ありません。

要は全体のバランスを見て決めるのが大切ということですね。

 

今回もこちらの書籍を参考にさせて頂きました!