会計士が語るキャリア・投資・健康管理

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唯一やる短期投資

基本的に株は長期投資目的でしかやりませんが、短期投資目的で唯一やるものがIPO株です。

 

結論から申し上げますと、運が必要ですが、値上がり益を狙いにいくことが出来ます。

 

IPOとはInitial Public Offeringの略で、新規公開株や、新規上場株のことです。非上場の会社が初めて上場する際の株式に投資することですが、誰でも投資できる訳でありません。

 

個人投資家としてIPO株に投資するには、対象の証券口座に口座を開設し、ブックビルディング(需要申告)に参加し、抽選で当選しないといけません。

 

仮に当選した場合は当該IPO株を購入し、上場日以降に売却することで値上がり益を享受することができます(当然上場日以降の株価が公開価格よりも高くないといけませんが。)。

 

IPO株が値上がりするなんてどうして分かるんですか??と思いますよね。

 

確かに絶対、ということはありません。ただ、IPO紹介ブログなどを参考にして、IPOする企業の事業内容、将来性、過去の業績、IPOによる調達額、オファリングレシオなどを勘案すると値上がりするIPO株を見極めることができます。

 

証券会社によって抽選資金が不要なところと、抽選までの間に抽選資金を入金しておかなければならないところがあります。また、当選確率を上げるためにはなるべく多くの証券口座を開設することがおすすめです。

 

抽選は運次第...ということですが、宝くじよりもよっぽど確率も高いですし、損はしない短期投資です。

 

私が参考にしているのは、「庶民のIPO」というサイトです。分かりやすくておすすめです。そしてこちらのサイトを運営しているカブスルさんの書籍が下記です。こちら、かなり参考になりました!!IPO株への投資についてもっと詳しく知りたい方はこちらの書籍から読み始めるのが良いと思います。

 

 

 

私はまだIPOのブックビルディングに参加したことがあるのが数社程度で当選したことがないのですが、これから積極的に活用していきたいと思います。

 

そのために、より多くの証券会社に証券口座を開設しているところです。口座開設はオンラインで完結するところがほとんどです。IPOの主幹事や引受幹事は上場している会社によって異なります。より多くの証券口座を持っていれば、より多くのブックビルディングに参加することが出来ます。

 

副業について

スタートアップ企業で働き始めてから副業をはじめました。

 

収入面での補填という目的はもちろん、スタートアップ企業という性質上、不確実性が高いため、リスクヘッジをしたかったというのが大きな理由です。

 

内容は講師業でして、自分の経験を生かせる理想的な仕事でありました。

 

ただ、気づきました。フルタイムの仕事をしながら副業をこなすというのは結構ハードルが高い、ということ。私の場合は、性格的にもやるなら徹底的にやりたいタイプなので、「ほどほどに」が難しく、結局挫折してしまいました。

 

今思うと、お給料としては本業の25%くらいしか貰えていない副業ですが、本業とほぼ同じくらいか、時には本業より力を入れてしまっているような働き方に一時期はなってしまっていました。

 

副業だと割り切ってもう少し肩の力を抜いて仕事が出来れば良かったなと思います。

 

あとは、副業にもかかわらず、人間関係に悩まされたというのも大きな欠点でした...

 

ただ、講師業は、自分のニッチな経験を生かせる良い機会ではありましたし、何より独立に向け、自分のことをより多くの人に知って貰える良い機会でした。なので本当に残念だったなぁと思います。

 

やっぱり企業の下請け的な副業ではなく、同じ講師業でも、自分主導の副業を探すことが大きなポイントだと思います。難しいですが、本当に独立するなら、自分が稼げるしくみ作りをしないと、結局2社に勤めているような感じになってしまいますよね...

 

次に生かしたいと思います。

 

さて、副業をお考えの皆様、あるいは副業を始められた皆様は、税金について少し調べると良いと思います。ポイントは、青色申告をしたほうが良いのか、出来るのか、ですね。継続的に収入が入ってくるような副業であれば、青色申告をおすすめします。なぜなら、65万円の税額控除が受けられるからです。青色申告を行うためには、帳簿をつける必要がありますが、今だとfreeeなどのクラウド会計を使って簡単につけられます。

 

せっかく稼いだ副収入ですから税金対策もぬかりなくしたいですよね。

青色申告するには、開業届けを税務署に提出する必要がありますが、今では、freeeなどを使って税務署に行かずとも、全てオンラインで簡単に済みます。

 

便利ですよね。

 

それに副業にかかった諸費用も、確定申告時に経費として計上出来ます。サラリーマンだとそんなことは出来ないですよね…

 

私の場合、副業のため、コーワーキングスペースを借りる費用、会計士協会の会費、freeeの費用などを経費計上しています。

不動産投資について考える

不動産投資ですが、つい最近勉強を始めたばかりで、まだ実際の投資を行っていないのですが、巷では色んな書籍が出ていますよね。

 

最初に関心を持ったのは、大阪の不動産投資です。2025年の大阪万博や、IR誘致などで周辺の経済環境が好転すると見込まれるからです。また、東京に比べると物件価格も安く、利回りが良い傾向にあります。

 

そこで、手に取ったのがこちら。なぜ大阪の不動産に投資すべきなのかは納得できましたし、不動産投資のメリットについても理解できました。

 

こちらの書籍は区分マンション複数保有を勧めており、そのメリットは理解出来たものの、区分マンションはなかなか良い利回りが出ないのを知っていたので、一棟ものの投資についても勉強しました。中でも良かった書籍は、こちらの2冊です。

 

 

 

 

八木エミリーさんの書籍は、不動産投資は事業であり、不動産投資にあたってしっかりとその目的と目標を持つことが大切である、ということを記載されています。確かに、不動産投資というのは単なる投資というよりも、賃貸事業であり、安易に始めるにはあまりにも複雑かつ専門的なビジネスです。「何のため?」というところが曖昧では途中で挫折してしまうリスクもあります。あとは、事業なだけに、大変な局面も多々ありますが、それを乗り切るためのパワーとバイタリティが大切であることも伝わってきました。

 

藤原正明さんの書籍は不動産賃貸業のリスクとリターンを数値化して明確に教えてくれます。融資戦略や不動産投資において注意すべき点などが例を用いて詳細に説明されています。これ一冊が完璧に理解出来れば不動産投資の第一歩が踏み出せるのではないか、と思う程です。

 

しかし、銀行やノンバンクから借入をして、一棟ものに投資するには勇気がいりますね。物件にもよりますが、借入をすると、実質利回りは1.5%から2%ほどになる、とも言われています。それであれば、元手はいりますが、REITに投資したほうが良いのでは??と思ってしまいますよね...REITでも3%から5%の利回りが出ますから。

 

ということで、たどり着いたのが...

 

 

 

こちらの書籍です。

 

これは株式投資と同じ概念で不動産投資をする、というものです。目から鱗でした!

築古区分マンションを最低限のリノベで賃貸するというのは言うは易し行うは難しだと思いますが、投資という観点では理に適っています。購入する物件のエリア選定もポイントです。

 

まだまだ勉強中なので結論は出ていませんが、最後の投資手法は自己資金で始められるので、比較的ハードルが低い、と個人的には感じています。

 

かなりのリサーチ力が必要ですが....!

 

 

 

 

 

投資についてようやく真剣に考えてみた

長年、会計監査や金融関係の仕事をしていたため、自身で株式投資等をする機会が制限されていました。というのを言い訳に、大学卒業してから実に30代半ばまで、日本国債以外の投資をしたことがありませんでした。

 

本当に恥ずかしい話です。

 

本来であれば会計士こそ財務分析等の知見を用いて投資で実績を積んでいてもおかしくないところ、私においては全くというほど投資に関して素人でした。

 

よやく真剣に投資を始めなくては、と思ったきっかけが、勝間和代さんのメールマガジンや下記の書籍でした。

 

勝間さんのおすすめは、ドルコスト平均法でインデックス型のファンドを積立投資する、というものです。これに倣い、私は主に世界株式や外国株式のインデックス型ファンドの購入を進め、2017年からこれまで平均して25%のリターンをあげています。

 

もっと早くに積立投資をしていればもっと運用益が出ていただろうと思います。

 

ですので、インデックス型ファンドの投資をまだ始めていない方は、既存のNISAや新NISA制度で、ぜひ始めたほうが良いと思います。

 

また、スタートアップへ転職後、投資が自由にできるようになり、最近ようやく株式投資も始めました。まだ初心者ですが、トレーディング目的ではなく、長期投資目的が基本で、徐々に気になる銘柄を買いましています。高配当が期待できる株も注目の一つです。私の場合は、企業のビジネスモデル(収益構造)、キャッシュフローの状況、ROA、PBR、PER、配当利回り、配当性向、今後の配当方針、過去の株価の動向等を分析して投資を決めています。

 

奥野一成さんというファンドマネージャーの投資手法を参考にしています。YouTubeなどでも参考になる情報がたくさんあります。

 

債券についてもETFですが少額投資を始めました。

 

今後もっと勉強していきたいのは、不動産投資です。

 

株や債券のように流動性が高くはない投資ですが、一方できちんと物件を見極めれば、安定した収益を期待できます。

 

ぜひ自分のポートフォリオに組み込んでいきたい投資の一つです。

 

あとは、ここ最近注目を浴びているのが貸付型クラウドファンディングです。リスクは高いですが、比較的高いリターンが見込めます。

 

この辺は別途詳しくお話したいです。

 

 

 

大企業からスタートアップ業界へ

大学卒業後、監査法人外資系金融を渡り歩いてきて、ふと気づいたことがありました。

 

「大企業の歯車として、会社の方針や上司の指示に基づいて満足のいく仕事することは自分には十分出来ることが分かった。でも果たしてそれは何のため??」

 

会社のため、上司のため、給料のため、に働くことに限界を感じた瞬間でした。

 

私は何でもそこそこ出来るタイプですが、何かズバ抜けて物事に長けている訳ではありません。なのでやろうと思えば正直大企業でもそこそこ働けるタイプでした(そこそこの評価は貰えるくらいです)。自分を押し殺してお金のため、と割り切れば。

 

ただ、人生ってもっと自由で良いのではないか、と思いました。

 

会計士試験に合格すれば、当然のように監査法人で働き、その後会計士としてのキャリアアップを図るべく、外資金融に転職し、というのは聞こえは良いですが、色んな知識を身に着け、経験を積んでも、結局本当に自分が人生をかけてやりたいと思うことが出来ているか、という疑問が沸いたのです。人の目を気にするのではなく、自分の心の声に忠実に従うこと、それこそが人生なのではないか、と。

 

ちょうど30代半ばを過ぎ、普通であれば、もっと大企業の上を目指して頑張るぞ!という時なのでしょうが、私は逆に、これ以上頑張ることに何の意味があるのか??と感じてしまったのです。

 

自分と向き合い、悶々と考え続けましたが、結局まだ答えは出ていません。

 

ただ、数年前に大きな一歩を踏みました。

 

創業間もないスタートアップへの転職です。

 

会計士がスタートアップで働く、というのは今となっては普通になっているのかもしれませんが、やはり大企業からスタートアップへの転職は色んな意味で勇気がいりました。

 

確かに、資格があったので思い切った行動に出ることができたという側面はありました。転職してみて、結果的には良かったなと思っています。まだ模索していることが山ほどありますが、大きな一歩を踏み出せた、と思っています。

 

スタートアップで自分のポジションを築き上げていく、という過程は面白くもあり、また、柔軟性もあります。一定のリスクは伴いますが、長い人生、こういう冒険もありなのでは?と思っています。

 

スタートアップ、と言っても色んなステージ・業種の会社があります。ポジションや会社のメンバーによっても働き方は様々です。ただ、総じて言えることは自由度が高い!これは私にとっては何よりも大きなメリットでした。

 

もし、大企業からスタートアップへの転職を考えている方がいらっしゃれば、ぜひ一度読んで頂きたいのがこちらの本。色んな転職事例をパターンごとに分析していて面白いですし、とても参考になります。

 

私は転職してから読みましたが、入社前に読んでおいても良かったなと思います。

 

スタートアップへの転職を考えていなかったとしてもキャリアを考える上で参考になると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめまして!

はじめまして。Yuuです。

 

人生100年と言われる時代になり、これまでと異なり、もっと自由にキャリアやパーソナルライフを設計できるようになってきたと感じます。

 

皆さんはどんな人生を送られていますか?

 

私は大学卒業後、会計士・バイリンガルとして大企業でバリバリ働いてきましたが、アラフォーにして病気になり、色々と人生について考えるようになりました。

 

大企業でそこそこ良いお給料で働くだけが人生でなく、もっと自分にとって意味のある仕事がしたい。日本経済をもっと元気に出来るようなスタートアップ業界で働きたい。投資をもっと勉強してお金にももっと働いてもらいたい。

 

こんな思いが強まっています。

 

アラフォーにしてスタートアップに転職。給料は下がったものの、大企業のしがらみから抜け出せ、自由に働けています。

 

投資はまだまだ道半ばですが、今、少しずつ学んでいますので、学んだことを発信していければと思っています。

 

また、病気になって健康の大切さにあらためて気づかされたので、その点も発信していければと思います。

 

いつかの年に訪れた湯布院の紅葉です。徐々に秋が深まってくるといいですね。