会計士が語るキャリア・投資・健康管理

何歳になっても新しいことを学んで成長したい!

NISA口座はどこで開設すべきか

2024年から新NISAが始まるにあたり、どの証券会社にNISAの口座を開設するかは悩ましいところですよね...。

 

私はマネックス証券でこれまでNISAの口座を開設し、投資信託の積立を行ってきました。買いたい商品はすべてありましたし、何の不便もありませんでした。

 

ただ今後、2024年でNISAの制度が拡充するにあたり、そのままマネックス証券にNISAの口座を置いておくか、他の証券会社にNISAの口座を移すべきか少し迷っています...

 

基本的に、現行制度でも新制度でも、NISAの口座は一つしか持てません!ですので、別の証券会社にNISAの口座を移す場合は、移した先の証券会社でしかNISAの口座を持てません。ただ、既存の証券会社のNISA口座で購入している商品については、そのまま置いておくことができます(NISAの優遇措置はそのまま適用されます)。

 

主なネット証券は、NISA口座での取引に手数料が一切かかりません。たとえば、SBI証券楽天証券松井証券auカブコム証券、マネックス証券は、すべて日本株の取引手数料が無料です!ただ、NISAで買付できる海外株の範囲が異なり、SBI証券は、主なネット証券の中でもNISAで買付できる海外株の取り扱いが最も多く、「米国、中国、韓国、アセアン、ロシア」が含まれています。次に多いのは楽天証券の「米国、中国、アセアン」で、その次がマネックス証券の「米国、中国」です。

 

私は、今のところ買うとしても日本株や米国株が中心なので、正直マネックス証券で支障は感じないものの、将来的にアセアンや韓国の株を買いたくなることも出てきた場合は、やはりSBI証券が良いのかな...という気がしています。

 

もっと重要なのは、投資信託の取扱本数です。SBI証券は2,578本、楽天証券は2,534本、松井証券は1,710本、auカブコム証券は1,566本、マネックス証券は1,391本です。取扱数が1,000本以上あれば基本は問題はないと思いますが、SBI証券の取扱本数の多さを見ると、やはりSBI証券が魅力的に映ってしまいます!!

 

あとは、かぶの売買で、1日定額売買手数料がSBI証券は無料ですが、マネックス証券は550円かかります。また、1約定ごと売買手数料は10万円、20万円、50万円と、それぞれSBI証券は無料なのに対し、マネックス証券はそれぞれ99円、115円、275円かかります。大した金額でないと言えばそれまでですが、SBI証券の、この手数料無料化に果敢に挑戦し続けている姿勢が好きです。

 

マネックス証券 vs. SBI証券、もう少し悩もうかと思います...。

 

一度NISAの口座で取引すると他の証券口座に移すのに少し時間がかかってしまうので慎重に考えたいところです...。

 

SBI証券はこれからもどんどん伸びる会社であることは間違いないですね。

 

ちなみに、上記の情報、参考にしたのは下記の書籍です。色々有益な情報が掲載されていました。

 

株主優待を使って婚活をされている桐谷さんを描いた漫画も入っていて面白かったです。

 

不動産クラウドファンディング

最近不動産クラウドファンディングに注目しています!

 

不動産クラウドファンディングのプラットフォームを運営する会社がビル、マンション、戸建てなどの不動産物件を購入後、運用して得られた利益の一部を投資家に配当として還元するものです。

 

少額から始められるというメリットと、投資家は賃料などのインカムゲインと、不動産物件が売却されたときのキャピタルゲインを期待できます。

 

もちろん不動産に限らず、太陽光、貴金属、車両、イベント、ビジネスの案件などに広がりを持たせることができ、投資家としては自分が応援したい企業や応援したいプロジェクトをみつけて応援することができます。

 

物件を安く購入出来たり、安く開発出来たりすれば、当然物件の利回りも上がりますので、高利回りの商品としてプラットフォームで提供されます。

 

ただ、高利回り商品は、人気も高いため、抽選になってしまうことも...

そもそも一物件の価格がそこまで高くなければ募集金額もそこまで大きくないので、競争率は高くなる傾向にあります。

IPO株と同じで良い条件の商品に人は群がりますので、なかなか厳しいですね。

 

IPO株も、不動産クラウドファンディングも諦めずに抽選に応募し続けるしかありません!先日はIPO株の抽選に補欠当選しましたが、結局繰り上げならず...涙。

 

株式市場も最近は安定しませんね。ただ、日経平均NASDAQ指数などが下がれば、逆に買い時なのでめげずに積立投資を続けていくことが大切です。

 

新NISAが2024年からスタートしたら、成長枠を使ってインデクス型の投資信託だけでなく、高配当利回り株ファンドなどにも挑戦したいと思います。但し、信託報酬などの手数料が高すぎないかはきちんと精査する必要があります。

 

不動産クラウドファンディングの良いところは、やはり安定した収益が見込める可能性が比較的高いところです。不動産からの賃料収入(インカムゲイン)と売却収益(キャピタルゲイン)は、上場株式の投資に比べ、予測可能性が高いです。

 

とはいえ、リスクはゼロではありません。ですので書籍やネット、雑誌などを読んでどのようなリスクがあるかを知った上で投資することをおすすめします。

 

ちなみに私は、最近ヤマワケエステートというプラットフォームにかなり関心を持っています!

 

忙しいビジネスマンが気を付けるべき健康のこと

20代のころは健康にまったく気を遣っていませんでした...

 

監査法人時代は残業続きでランチはパスタや中華など脂っこいものや麺類を中心に食べ、夜は深夜にコンビニで買ったお弁当などで済ませる、という最悪な食生活...

 

運動もほとんどする時間がありませんでした。

 

今思うと本当に無謀です。

 

30代に入る直前で海外赴任が決まり、アメリカへと引っ越しました。

 

外食して食べられるものがほとんど美味しくないのと(手軽に買えるもの、という点で)、値段も高いので、自炊が増えました。日本にいた頃よりも、添加物が入った食事はあまり採らなくなりましたが、一方で、外食時は日本よりこってりしたものを食べることが増えました。

 

例えば、肉、チーズ、その他オイルをふんだんに使った料理など。

しかも、日本にいる頃よりお酒を飲む機会が増えました。

Happy Hourと言って毎週金曜日には職場の人達と飲みに行ったり、休日はホームーパーティーやBBQに呼ばれたり、でいわゆる「アメリカン」な食べ物を口にすることが多かったです。

そしてアメリカでもやっぱり残業はありましたので、残業中のポテトチップス、ナッツ、ピザなど、挙げたらキリがないくらい身体に悪いものを食べていました...

 

自分では自炊でオーガニックの食材を使ったり、野菜をしっかり採っているから大丈夫!と過信していました。

 

気付けば、肉中心の食生活...

 

運動する時間は20代に比べると格段に増えましたが、それでも食生活が身体に与える影響は甚大ですよね。

 

日本に帰国したのが30代半ばですが、気づけばアメリカンな食べ物が大好きに。

 

ワイン、チーズ、揚げ物、肉....

 

野菜は採っていたものの、気づかないうちにアメリカンな食事を日本でも取り入れていました。

 

仕事のストレスも食生活に悪影響を与えていました。甘いものも脳が欲するままに食べる。。。今考えると恐ろしいです。

 

自分は永遠に若い!と無意識のうちに思い込み、30代でも20代と同じ感覚で食べたり飲んだりしていたのです。

 

これらは、今振り返ると分かったことで、当時は自分の食生活に問題があったなど、1ミリも考えたことありませんでした。

 

そう、40代に入る直前で大腸の病気にかかって初めて自分の食事管理やストレス管理が甘かったのかを知ることになったのです。

 

おそらく、偏食でも暴食でも健康を維持できる方はいらっしゃると思います。それは遺伝だったり、体質だったり、色んなことが影響していると思います。私の場合は、体質的に身体が強くなかったことに早く気が付くべきでした。

 

第一の理由は親族に自己免疫疾患を患っている人がいたこと。実は自己免疫疾患は遺伝する、と言われています。

 

そこに早くに気づいて自分も似たような病気にかかる可能性があることをもっと意識して生きるべきでした。実際に病気になって初めてこれまでの食生活やストレス管理を振り返り、反省するとともに、自分はもう若くないということに気づかされたのでした。

 

身体は個人差があるので一概には言えませんが、一番大事なのは、自分の身体の状態をよく知ることです。たとえば、あれ?生理が不順だな、と思ったら身体のサインを見過ごさないでくださいね。あるいは、ある食べ物を食べるとなんか身体の調子が悪いな~とか、お腹がゴロゴロするな~と思ったら、それは身体が出している一つのサインの可能性があります。

 

小さな心や体の変化を見過ごさず、少しずつで良いので改善できることから着手する、あるいは身体の変化についてより深く理解するよう努力する(情報収集するなど)ことが大事です。

 

腸脳相関という言葉、聞いたことありますか?腸内環境が実は脳に影響を与える、ということが最近の研究で分かってきています。腸内細菌のバランスが崩れると、メンタル的にもやられてしまう可能性がある、ということですね。

 

ですから、食べること、というのは基本中の基本。

 

腸についてもう少し詳しく知りたい方はぜひ↓の本をおすすめします。

 

 

 

 

 

 

やっても良いと思うオルタナティブ投資

先日貸付型クラウドファンディングに触れましたが、私は、下記のオルタナバンクというオルタナティブ投資のためのプラットフォームを使って今年少しオルタナティブ投資を始めました。

 

www.alternabank.jp

 

私自身が直接投資しているのは、匿名組合と言って、日本の組合型のファンド(単なる投資ヴィークル、つまり投資するための箱ですね)なのですが、私の投資資金はこの匿名組合・運営者を通じて資金需要者(この資金需要者がオルタナティブ投資をするための資金を私達投資家が提供しているというイメージです)へ流れ、更にそれがAltive FundというAltive Limited(HKのプライベートファンド運用者)が運用するファンドを通じて最終の投資対象であるファンドに流れます。

 

かなり複雑な構造ですよね...。

 

投資家の目標利回りは6.5%なので、それより高い金利でこの資金需要者はお金を借りている、ということになります。そんな高金利でもお金を借りたい人って...と思いますよね。

 

この資金需要者には一定の信用リスクがあるため、貸付金利が高くなっていると言えます。

 

Altive Fundは、プライベートファンドであるため、投資している商品は、Pre-IPO、Private Equity、Private Credit、Preivate REITといったプライベート商品(非上場の商品)です。これらの商品は中長期で比較的安定した高いリターンをあげるようなものになっています。もちろんその分リスクはあります。

 

ただ、当然投資する商品がそれなりのリターンを上げられると見込んでいるからこそ、資金需要者もそれなりの金利でお金を借りる訳です。ちなみに最終の投資対象であるファンドの過去のリターンは、21%と商品概要には記載されています。

 

これだけ読むと、ちょっと怪しい商品!と思うかもしれません。

 

ただ、Altive Limitedという会社は香港でそれなりに有名なオルタナティブファンドの運用者であります。

 

また、仮に最終投資対象であるファンドのリターンがマイナスになり、資金需要者が損失を出した場合でも、その資金需要者の自己資金で元利金の返済がなされること、および万一資金需要者の自己資金から元利金の返済がなされなかった場合、運営者(つまり、オルタナバンクの運営者であるSAMURAI証券)の自己資金もしくは金融機関からの借換資金で投資家には返済するというようなスキームになっています。

 

結局、万一ファンドがリターンを上げられなかった場合には、SAMURAI証券の信用力次第で投資家にお金が戻ってくるか否かが決まる、ということですね。

 

こちらのSAMURAI証券株式会社ですが、2002年に設立され、2007年に金融商品取引業者に登録されています。第一種と第二種の免許を持っています。また、オルタナバンクが提供する商品でデフォルトが生じたことはありません。

 

こうした状況を考慮すると、一定の信頼を置ける企業であることが分かります。

 

貸付型クラウドファンディングは、小口から投資できますし、一定のリターンが期待できます。その理由は、上記のような比較的ハイリスク・ハイリターンのオルタナティブファンドに最終的に投資しているからです。

 

貸付型クラウドファンディングに投資を決める前には、かならず商品のしくみや、万一資金需要者がデフォルトした場合の対応などについて理解することをおすすめします。

 

↓のような書籍も出ていますね。もし商品ページ等を見てもわかり辛い場合は、こういった書籍を読んでみるのが良いと思います。

 

また、オルタナティブ投資の割合は、自分のポートフォリオの10%以下におさめるのが良いかと思います。ハイリターンではありますが、当然ハイリスクですので...

 

 

 

 

デジタル証券への投資

IMFは先週、最新の経済見通しを発表し、2023年の世界経済については3.0%成長と予想しましたね。3.0%成長という見通しは、過去の成長率(大体3-5%)を見ると、現在の世界経済の動きが必ずしも強いという訳ではない、ということを表していると思います。

2023年の日本経済については2.0%成長と予想され、前回7月見通しから0.6ポイント上方修正されました。2024年の日本経済は1.0%成長に減速すると予想されていますが、足元の日本経済は想定よりも強いと予想されている、ということですね。

いずれにしても、世界経済の成長はプラスが見込まれていますので、先日お伝えしました通り、世界経済に関連するインデックス型の投資信託への積立は長期投資戦略の一環としてはやはり続けるべきだと思います。

そして日本経済の成長についても当初予想を上回る見通しになったということで、日本株についても年末にかけて引き続き勉強し、自分のポートフォリオを拡大していきたいです(もちろん買いたい銘柄がみつかれば、の話ですが...)。

 

さて、今日はデジタル証券についてです。

 

デジタル証券とは何か?

 

日経新聞に分かりやすい説明がありましたので、掲載します。簡単に言うと、株や債券と同じ有価証券ですが、トークン化したものです。ブロックチェーンの技術を用いた財産的価値です。セキュリティトークン(ST)と呼びます。

 

www.nikkei.com

 

ブロックチェーンで暗号化されているため、デジタル証券はより強力に保護されています。不動産や美術品などをトークン化して売り出している会社が最近は増えています。投資家はデジタル証券を通じて不動産や美術品などに投資できます。

 

最近話題になっているのが、三井物産デジタルアセットマネジメントが出している不動産のデジタル証券です。

 

alterna-z.com

 

三井物産グループが運用する大型の不動産(マンションやホテル・旅館など)に小口投資出来るのが売りです。当然大型の物件(高級マンションやホテル・旅館など)に直接投資できる投資家は非常に限られていますが、トークン化することで小口から投資(サイトでは10万円~と記載があります)できるというのはとても魅力的です。しかも、不動産に直接投資するのと異なり、デジタル証券への投資に過ぎないので、不動産の管理など、手間暇かかる業務を行う必要は一切ありません。

 

これは結構魅力的ですよね。

 

REITと異なり、自分の気に入った一つの大口物件に投資できる、という特徴があります。価格変動も、物件のポートフォリオの入れ替えが比較的頻繁なREITよりも更に少なく、安定しています。REITとの違いをより詳しく知りたい方はこちらを参考にされると良いと思います。

 

「REITじゃダメなんですか?」にお答えします! | ALTERNA

 

ただ、想定利回りは3%程度(ただし、税引前)、と必ずしも良い訳ではありません。もちろん、中古区分マンションに直接投資した場合の実質利回り(1.5%から2%)に比べたら多少は良いと思います。

 

なので、これは利回りを狙いに行く、という言うよりは、自分が好きな物件(好きなマンションや好きな立地の宿など)に小口で投資できる!というのが魅力なのだと思います。

 

このように株や債券以外への投資(不動産含む)を「オルタナティブ投資」と言います。オルタナティブ投資の一番の魅力は何といってもマーケットの変動の影響を受けないこと。アメリカやヨーロッパを中心とする海外では、個人もオルタナティブ投資に積極的です。

 

オルタナティブ投資は様々な商品がありますが、一定以上のリターンが見込める一方、相応のリスクもあるので注意が必要です。

 

最近では、日本でも個人がオルタナティブ投資に参入できる環境が徐々に整いつつあります。株や債券への投資(投資信託ETF含む)はやり尽くした、という方はこのオルタナティブ投資を検討することをおすすめします。

 

ただ、やみくもにリターンの高いものに投資するのではなく、商品設計をよく理解し、リスクやコスト(手数料等)についてもよく知った上で投資するようにしてください!特に、商品を発行している会社がきちんと金商法上の免許を取得している会社かを見ることは重要です。

 

オルタナティブ投資の入門書は日本ではまだまだ少ないのですが、こんな本をみつけました。入門書として読んでみるのは良いかもしれません!

 

 

 

 

 

独立について考える

会計士としての独立というのは色々と悩ましいなぁ、と思います。

 

会計事務所や税理士事務所を設立して企業や個人の会計業務・税務業務を請け負うというのは会計士であれば一番簡単に思いつく独立の方法だと思います。あとは、監査法人の設立ですね。最近知人が関西で監査法人を設立していました。

 

確かにこれらの業務は会計士であるからこそ出来る業務ではあるのですが、なかなかリスクを負う仕事ではあるなぁ、と思います。会計業務や税務業務というのは、完璧に出来て当たり前であり、基本ミスすることは許されないものです。

 

ただ、会計士だって人間ですのでやっぱり間違えることはありますよね。かなり大口のお客さんを1社だけ、ということで自分の事務所が成り立つのであれば、その1社(あるいは1個人)に全神経を注げば良いですが、お客さんが1社だけ(あるいは1個人だけ)というのはそれはそれでリスクです。

 

私自身、会計コンサルやアドバイザリー業務というのはかなり好きでしたし、向いていたとは思うのですが、独立して会計業務をやるとなると、単なるアドバイザリーだけでは終えられず、やはり自ら会計事務や税務事務を行うことが求められるケースが多いと思います。

 

会計コンサルやアドバイザリー業務だけで食っていけるようになれば、それはかなり凄いことだと思います。もちろん、ここを目指したいのですが...

 

他には、複数の会社の社外監査役などのポジションに就く、という独立の方法もあると思います。最近社外取締役は注目を集めており、競争率が非常に高い、というのをエージェントから聞いたことがあります。1社でも社外監査役の経験があれば、他の会社からお声がかかることもあるでしょう。

 

あとは、会社の顧問会計士ですね。

 

実は、友人からの紹介で、小売業(輸入販売)の会社の顧問会計士のような業務を請け負いました。これは副業でやったのですが、比較的歴史のある会社であるがゆえ、かなり古い会計ソフトを使っていたので、クラウド会計への移行を手伝いました。会計ソフトのDX自体は、会社からも感謝されましたし、そのまま顧問会計士のような業務を出来たら良かったのですが、そこまで複雑な会計論点もなく、他にすでに税務申告を行う税理士を雇っていたので結局私は一発屋のようになってしまいました...

 

比較的規模の小さい会社の顧問会計士となると、やはり税務申告とセットで業務を請け負わないと難しいようです。

 

つまり、会計士が独立する方法(ぱっと思いつくもの)をまとめると、

 

  1. 会計アドバイザリー業務を請け負う。これは非常に興味があるが、会計アドバイザリーの需要があるのは主に大企業。大企業から会計アドバイザリー業務を受注するには相当のコネクションが必要。大体はグローバル企業なのでBig4に会計アドバイザリー業務も頼んでしまう傾向あり。中小企業以下だと、会計アドバイザリーに特化した業務の需要は少なく、会計事務・税務事務とのセットで業務を請け負う必要が出てくる。
  2. 社外監査役ポジションに就く。これはうまくいけば活躍する場がこれからかなり増えると予測される。ただ、競争率はかなり高く、最初にこのポジションに就くのが大変。
  3. 中小規模以下の企業の顧問会計士に就く。ただし、税務業務もセットで行わないと、継続的な業務受注が難しい。新規ビジネスや組織再編等などのイベントがない限り新しい会計論点は出てきにくい。

 

なんてとりとめもなく考える日々です。。

 

とにかく副業で色々試してみて、これだ!というものにたどり着くのが目標なのですが、これまでやってみた講師業、中小企業の会計顧問などでは独立が難しそう(講師業は自分に向いていない、中小企業の会計顧問は税務業務とのセットとなってしまうが、私自身税務業務には少々疎い)というのがとりあえずの結論です。。

 

先日読んだ書籍で、副業力についてよく記載されていたものがあったので紹介します。正直「リーマン力」や「マネー力」は目新しい内容はなかったのですが、「副業力」は、著者自身が実践して副業→独立を実現されているので、説得力がありました。サラリーマン時代、副業はやはり週に20時間くらいは費やすほど力を入れないと、副業→独立には結びつかないのだな、と思いました。ただ、どういうパターンで副業→独立にたどり着くケースがあるか、ということが実例を用いて非常に分かりやすく書かれており、参考になります。

 

好きなことより、得意でお金になること、つまり、他人にとっては苦だけど、自分にとっては全く苦ではなく、それをやることで他人に感謝されることを探すことが重要だ、ということですね。言うは易く行うは難し。頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

やって良かった長期投資

個人的に様々な書籍を読んで実際にやって良かったのは、インデックス型の投資信託の積み立て投資です。少額からでも始めて良かったです。*1

 

自分でも2017年頃から始めて実績を出しています。

 

 

インデックス型投資の積み立て投資のメリットは、

1. 少額から始められる。

2. 毎月定額で積み立てるので、一口あたりの基準価額が低いときは、より多い口数の購入になり、一口あたりの基準価額が高いときは、より少ない口数の購入になる。つまり、安いときにより多くの口数を買える。

3. 自動積立なので、証券口座に必要な金額さえ入金しておけば、毎回自身で購入する必要はない。

4. 分配金や運用益の再投資を選べば、複利の効果が得られる。

5. 特に世界全体の経済に関連するインデックス型の投資信託であれば、世界全体の経済成長とインフレがある限りにおいては、 基本的には中長期で損をすることの方が難しい。

6. NISA制度を使って積み立てることで、節税できる。

 

証券口座を開けるのも、今だと携帯ひとつで簡単に出来てしまいます。インターネット上で、証券口座の開け方について詳しく解説しているサイトをみつけることも可能です。あるいは、YouTubeや書籍もありますね。

 

インデックス型投資の積み立て投資のデメリットとしては、

1.短期では、多額の運用益が出ない。

2. 時間を味方にした投資なので、より若いうちに始めるほうが得。

3. 投資信託は、ETFと違って日々値動きがある訳ではないので、いわゆる時価での売買ができない。

 

くらいでしょうか。

デメリットの2.については、何歳から始めても遅くはない!のでデメリットとは言い切れないかもしれないです。

 

私自身は、

• eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

• <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
に主に投資しています。

 

なぜ、日本株を含めないのか?

 

日本の経済は過去30年、残念ながら目覚ましい成長を遂げていません…これから目覚ましい成長を遂げるかは、正直、今試されているところだと思います。

 

日本企業を応援したい気持ちは強いです。ですので、日本株については、インデックスではなく、個別株を買うようにしています。世界の市場で戦っている、日本企業ですね。世界を念頭に戦っている日本企業ですから、もはや世界企業と呼んでも良いかもしれません。

 

積み立てる金額はよく手取りの20%と言われていますね。私もそれくらいは最低積み立てるようにしています。

 

私は既存のNISA枠を使い果たしてしまいましたので、来年始まる新NISA制度が楽しみで仕方ありません!

 

インデックス型積立投資について学ぶのであれば、勝間和代さんの書籍や八木エミリーさんの書籍がおすすめです。

 

 

 

 

 

*1:但し、必ずしもインデクス型の投資信託の投資を勧めている訳ではありません。こちらの記事はあくまでも自分の経験をもとに記載させて頂いております。投資はご自身でよく納得した上で行って頂くようお願いします!